☆ボラ(湘南ベルマーレ)コーチ☆

こんにちは☆三船です。

先日、別のフットサル場で見つけたフリーペーパーにボラの記事が載ってたので

読んでたら、共感することが書いてました。

Fリーグ・湘南ベルマーレの選手たちは、平日の夕方はJリーグ・湘南ベルマーレの

スクール事業のコーチをやっているようです。まず、この仕組みがすばらしいと思いました。

収入的に厳しいFリーグの選手たちにサッカー現場での仕事があり、スクールに来ている

子どもたちも現役の選手たちとボールが蹴れ、学び、技を盗むことができる!

ベルマーレのスクールは1600人程の子どもたちが通っている。彼らはきっとFリーガーのコーチ

たちのファンになるであろう、そしてFリーグが近隣であるときは観戦に行くだろうことは

容易に想像できますね。その1600人たちには保護者もいるわけで、身近なファンの獲得が

できるし、何よりベルマーレブランドの地域密着には大きく貢献していると思います。

サッカークラブは試合観戦に来てくれるファンをたくさん作ることが一番重要な仕事だと思います。

有名選手を連れてきて、優勝を目指すのはスタジアムを埋めるためです。

スタジアムが埋まればグッズは売れ、チームは勝利し、スポンサーは寄ってくる。

お金があるクラブはまず有名選手を連れてくる。無いクラブは地道にファン作りを時間掛けて

やるしかないのです。

大手と中小企業のやり方の違いはサッカーのビジネスでも同じだと思います。

 

ボラのインタビューの中で、「子どもたちにはどんどん自分のマネをしてほしい」とあり、

”自分も小さい頃から大人のいいプレーを見たり、マネをして超えてやろうと思ってやってきた

から、何かを教えるというよりは、自分も楽しみながら何かを伝えていけたらと思っている。

自分の長所であるテクニックを思う存分披露して、子どもたちがマネをしたり、教えてほしいと

いいにきてくれる環境を与えてあげることで、素晴らしい選手が育っていくと思っているんだ。

だから自分に今できることは、一緒にボールを蹴って、フットサルだったり、サッカーだったり

の楽しさを体で伝えることだと思っているよ。”

まさしくそうだなーと共感しました。ブラジルの考え方はこうだよなと。

数学のように方程式がない、公式がないサッカーを教えることは難しい。

選手たちの感性を引き出し、モチベーションを引き出していくことがコーチの役目なんだろう

と、思っています。