こんばんは☆ブラジルフットサルパークの三船です!
日本代表のコンフェデレーションカップは終わりました。
結果的に3戦全敗での帰国となりましたが、ブラジル・イタリア・メキシコは
どこも強豪国ですので当然の結果だとは思います。1年後のワールドカップ
に向けての課題が明らかになったのかどうか、この1年で何をやって
本番で結果をだせるか、が大事だと思います。メディアではいろんなことが
言われています。「個の強化」「組織のレベルアップ」「監督解任の議論」
代表チームのことについて、いろんな議論が出て、批判が出ることはとても
いいことだと思います。
私の意見を言うとすれば、
・代表チームに「個の強化」なんて有り得ない。日本全国民の戦力を使って
結果を求めることが代表チームの立ち位置。
監督が選ぶ選手で、戦術を組み、より勝ちパターンを熟成させるか
だと思います。ただ、代表チームには時間がありません。招集して一緒にトレーニング
する時間は限られてるので1年足らずで戦術的に完成させていくのは厳しい作業に
なると思います。
ただ変えていけることはあると思います。「メンタリティ」を変えていくこと。
今回、3試合を見て日本選手のメンタリティの弱さを感じました。
各国の選手たちは、自分を世界に向けて
アピールするためにプレーしています。代表チームでポジションを約束されるなんて
ことはごく稀です。みんなチーム内でスタメン争いをしています。今回ブラジル代表の
ベンチにいる選手たちはどうでしょう?セレソンの一員なのですが、試合に出ないと
誰からも評価されません。オファーも来ません。彼らは試合に出たときは活躍します。
それは準備が出来ているからです。日本の選手たちにもそういった「個をアピール」
するメンタリティが必要だと思います。本田・香川・長友・遠藤など定位置を約束された
ような風潮がよくない。若い選手、Jリーグで結果を出してる選手をどんどん起用して
チャンスを与えていく監督が必要です。代表で活躍してビッククラブへアピールする
気持ちが必要でしょう。「意味のないゴール」なんて言ってる場合じゃないんです。
昨日、再放送でやってた「FOOT×BRAIN」
↓
大会前の放送分だと思いますが、元選手の解説者たちが自分の意見を
ぶつけ合ってました。それこそ番組内、メディア内での自分のポジション争い
をしてました・・こっちの方が必死の戦いのような・・・
でもプロとはそういうことだと思います。必死に自分をアピールして
這い上がっていく。そういう環境が日本サッカーに求められてると思います。
ザッケローニ、この一年でいろんな選手を呼んでほしい!!